先輩社員インタビュー | 02
職員が働きやすい、
バランスの取れた施設づくりを
N.M.さん
2007年入社 施設長
専門学校で介護を学び、「ウェルフェアー多賀城」オープニングスタッフとしてウェルフェアーフォレストに入社。介護員、ケアマネージャーを経て施設長に。入居者様、ご家族、スタッフそれぞれの考えや目線を大切にし、調和の取れたサービスや施設運営を心がけています。
高校の時に高齢者と触れ合う機会があり、それがきっかけで福祉の専門学校で介護福祉士の資格を取得し、ちょうどオープン予定だった「ウェルフェアー多賀城」のオープニングスタッフとして入社しました。
この施設はご入居者様の自由度が高く快適なのはもちろん、職員も有給取得率は高く、それぞれの家庭環境に合わせた仕事の選択が可能です。個々の事情で夜勤が難しければそのシフトからは外れるなど、ある程度自分の希望に沿った雇用形態にできるので、働きやすい環境かと思います。またキャリアアップのためのサポート体制も整っており、OJTはもちろん毎月の研修会や勉強会を開催したり、資格支援制度もありますので、受講料の補助を活用して資格を取得していただくことも可能です。
私が現場にいるこの18年間で、様々なことが大きく変わりました。ご入居者様の記録の共有も、紙に記入していたものがパソコン、タブレットに変わりましたし、以前ならある程度は許されていたことも、気を付けなければいけなくなっています。そういったことに臨機応変に対応できる柔軟さが、今の現場には求められています。
現在の仕事内容とやりがい
施設長として施設の運営・管理を行っています。良くも悪くも毎日様々なことが起きますので、それに一つひとつ的確に、迅速に対応していくことがやりがいになっています。入居者様とそのご家族様がいて、私たち職員がいるわけですが、介護している側の目線でばかり発言してもいけないし、ご家族様の意向にすべて添った介護を行うわけにもいきませんので、全体のバランスの取りかたを常に考えています。ご入居者様が自分らしく過ごすのはもちろん、職員にとっても働きやすい施設を心がけています。
ウェルフェアーフォレストの魅力・強み
決まっている生活スケジュールをただこなすのではなく、1日の時間の流れがゆっくりとした、自由度の高さが特徴です。また、ご入居者様一人ひとりに合った対応ができる、幅の広い施設だと思います。制限といったことはほぼなく、要支援1や2あるいは、介護度の軽い方でしたらご家族の同意があれば外出することも可能など、ご入居者様のしたいことやご希望を叶えるようにしています。また私たちも日々コミュニケーションを取り関係性を築いて、ご入居者の意欲を引き出すようにしています。
これまでで一番印象に残っているエピソード
「ここに来てから、以前の自分を取り戻しました」と、ご家族様から言っていただいた時は嬉しかったですね。その前に入所していた施設と比較してだと思うのですが、自分の親が年を重ねて施設に入ったら、身体機能や認知機能がどんどん落ちていくと感じておられたようですが、ここで暮らし始めてから、また以前の親御さんらしくなったとのことで良かったなと感じました。私たちの施設が入居者様一人ひとりの要望などを出来るだけ聞き入れて、それぞれに合った対応が出来ていた結果かなと思っています。
管理者として大切にしていること
私が18年前に入社した当時にいらしたご入居者様の、ご家族様が入居する段階に入ってきています。ですから、今の施設運営だけでなく、法人として長い目で見て、ずっと続いていくということを念頭に置いて仕事をしています。今のことだけを考えて、苦情があっても対応しないでいて「あそこの施設はだめだ」と言われたら次はありません。ご家族様に「自分もいつかはこの施設でお世話になりたい」と思っていただける対応が大切だと考えています。ですから常に、次に繋がる施設づくりを考えて動いています。